老耄記 2019/11 起筆~ 
 
 
 
 < 老いのほそみち 放浪放言録ー4節 >
 
 保存番号19a4  (16)~(17)
 
 
 
 
踏みあと (17) 2020/05/04 
 
 
「  ・・・、多くの人があるくから、それが路と
 なるのだ ・・・  」
   
               <魯迅>

”ソーシャル・ディスタンシング”=社会的距離
何時の間にか遊歩道の脇原に 一筋の踏み跡が

コロナ終息の兆し無く、緊急事態宣言の延長決まる。
在り来たりが ありきたりでなくなった社会を 生きる、
あらたな社会を 歩む!

歩んで歩んで 歩んで、コロナ克服後の世界をこの眼
で見定めてやる。

その道の この道の、その先にどんな風景が・・・




我が人生のマジックアワー (16) 2020/04/15 
 
昨年9月の台風で倒れた倒木桜 花開く (2020/03/30撮影)
この後 満開になりました。 (樹種 ソメイヨシノ)


 4月に入って早や15日目。

倒木桜の写真を載せて老耄記に一文をとパソコンを
立ち上げ 立ち上げ 幾数度・・・
頭に浮かぶ文面は、”コロナ” ”コロナ” コロナ!
いやはや鬱陶しいこと此の上なし、オマケに文字面
はニュースの焼き増し然としたものしか浮かばない、
こんな文章を書いても載せても・・・

で、 気分一新
・新機軸!!
何も考えず 我がプチ里山遊興の断片でも披露して
みたらと思い立ちました。

とは言え、「他人の遊興話ほど不快なものはない

こんな格言が在ることを承知で書き進めます事、
これも”コロナ”の災いと笑ってお許しあれ
 

 東大緑地植物実験所跡地(木々が生い茂っている処)

 私の隠居地”瑞穂”は、縄文時代中期まで遡ると
遠浅の海に立地していたことが知られています。
住居のベランダから周囲を見渡しても遠くに東京湾
を望み近傍に大小の台地があると、出生地の河内
や 現役時代を過ごした幕張埋め立て地と異なり、
海岸縁の舌状台地特有の野趣に富んだ地形が点
在し、我が徘徊路・プチ里山遊興の地として恰好の
条件を有しています。

さて、その里山遊興の筆頭が緑地植物実験場跡地
に在る地域ボランティアが管理するハス圃場であり
ます。 ここでは東大農学部技官を務められていた
M先生の指導のもと60種以上ものハスを栽培・系統
保存し、花時には一般公開もしています。
 
 
ハス池の藻除去作業(定例会の様子)
ボート内で屈んでいるのが私
 
 
 さてそのボランティア活動、公式活動日は隔週、常
時 往年の美女やナイスガイ 2~30名参集し 圃場の
環境整備を行っていますが 当然ハス育成には隔週
活動だけでは収まる筈もなく畢竟 有志による活動が
常態化しています。
さてこの有志、指折り数えられる程の少数精鋭部隊
ではありますが多士済済ならぬ小士済済、年齢も違
えば職歴も雑多、減らず口はたたけどやることはやる
実に頼もしく在り 面白くも在る 仲間達であります。
この有志者の共通する処をあえて探すとすると 腕白
魂を今だ引きづるジジイ蓮といったところでしょうかと、
言いたいところですが その実 ( ^ω^)・・・

 とは言え その活動や実に楽し!胴長履いて泥中を
這いずり、刈り掃い機を担ぎ草を薙ぎ、耕耘機を押し
て荒地を耕す、汗まみれ泥まみれ いやはや楽し!
この歳になって刈り払機や耕耘機の操作を教わると
は・・・  そして対価は バカ笑いに健康増強!
それと大きな声では言えませんが山の恵みが・・・
春には 美しい花々・蕗の薹・タケノコ・野蒜に明日葉、
夏には・・・
そして、秋には( ^ω^)・・
イヤイヤこれは環境整備の副産物、間引きせずば
圃場の現況維持が出来ない為、決してこれが目的
で活動はしていません! (此処で片目瞑りベロを出す

いや~たのしい。

 
 
 隣町 畑町の子安神社(五穀豊穣の神)
 
 続いて台地上徘徊

幼少期 故郷久宝寺の許麻神社脇から畔道をひたすら
行きつ戻りつしていたことがありました、60数年経った
今も 相も変わらず隣町の神社の脇から農道を行きつ
戻りつしていようとは お釈迦様でも・・・。 
いや三つ子の魂・・・ か?、まぁ~いずれにしても馬鹿
は死ななきゃ治らない か。

違いと言えば 当時は紅顔の美少年で歩行到達地点を
ひたすら伸ばす目的があり、今は禿衰えた老人のヨタ・
ヨタ行き当たりバッタリ歩き、いやはや・・・
とは言えこれまた楽し!小さき区画の畑がつづく農道を
ヘッタ・ヘッタと歩き 観・感じる季節毎に作付け育ちゆく
野菜の姿や香り、蝶にスズメにカラス達、おまけに作業
安めの農夫の胡散臭い目つきや犬の遠吠えエトセトラ、
老い鈍った脳みそを刺激してくれる。

陽ひかり雲流れ、風が肥料臭さを運びくる

いやぁ~実に愉快。

 
 
 我が家の手作りマスク
 
 さて、此処まで一気呵成と書き(打ち)進め凝っ
た首を回せば視線の先にマスクがブラリ・ブラリ。

自粛・自粛・じしゅく、マスク・マスク・ますく・・・
どうにもこうにも息苦しくて仕方ありません。

「こらぁ~コロナ、ええかげんにしとかんかぁ~
 しまいに怒るどぉ~」

「俺の 人生の
”マジックアワー”を邪魔したら承知
 せんどぉ~」

「ええかぁ~ ゆうたでぇ、 頼むでぇ・・・」


<注釈>
 「マジックアワー」=写真・映画の専門用語
太陽が地平線に落ちてから光が完全に消えてなく
なるまでの夕暮れ時の約20分程度を指し、一日の
中で空を最も美しく映し出すことができると言わ
れている。
           (ネット記事から借用)

 「マジックアワー」=「人生で最も輝く瞬間」
 
 
 
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