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こらぁ~ コロナ・・・ (15) |
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サクラ 咲く
ベランダで暮れなずむ富士の山を観つつ 飲む
ワンカップは、どんな銘酒よりも 美味い!
顔面を下げると花見川、堤の桜ほころぶ。
とは言え、市中はコロナ・・・
イベント・公演・等々 中止・中止の 文字踊り、
都心 静かな週末 店休業・歩行者天国中止の
活字 紙面をしめる。
「こら~ぁ コロナ、ええ加減に正体さらさんか
い、しまいに怒るぞ。ほんで 、年寄りいじめも
大概にしとけ。」 「おんなじ取り付くんならワン
カップ舐めてるジジイよりレミ飲んでるジジイに
しとけ ええか、頼むで・・・」
と・・・
ここで 哀愁をおびたトランペットの音色が ・・・
(♪ ”ゴット・ファーザー愛のテーマ” が流れ
痩せ衰えしスカスカの脳内を
幼少期の河内の風景が過ぎゆく
・・・・・・・・・・�^^♪)
<閑話休題>
夕日に向かい、ワンカップを今日も 舐める。
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春光満つ (14) |
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うれしきこと あり。
児等の姿跡絶えて久しい見守り路に 児童の
姿あり、今日は卒業式。
バス停の先で袴姿で颯爽と歩み来る見知った
顔とすれ違う、「卒業おめでとう」と声かけする
と 「ありがとうございます」と毅然堂々の返事。
ついこの前までランドセルを背負っていた児が
いゃ~その変身の 見事さよ・・・
今日は3月19日、デンドロビューム(kingianum)
も蕾を割って花開き、春光満つ。
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とは言え・・・ (13) |
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一斉休校から一週間経過。
我が見守り巡回活動も 子らの元気な挨拶の声無く
些か寂しく達成感乏しいまま今も続けています。
何時もの時間にいつもの場所を歩き通る、バス停
では何時もの人達が列をなし、行き違う車列も人も
大方見知った姿、ただただ「おはようございます」の
元気な声と その主達の姿が無いだけ、 ”見守り”
のプレートを首にぶら下げ 子らのいない道を歩む。
いやはや 滑稽で寂しいかぎり
とは言え・・・
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じじいの頼み (12) |
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さて、新型コロナウイルス。
我が地域に陽性者が出、3月3日には一斉休校
措置にて眼下の小学校校庭から子らの声が聞こ
えなくなりと、他人事から身近な脅威へと認識
が改まる此の頃です。
其れにつけても就活・受験・卒業などの節目に当
たっていた学生・児童らの気持ちを想うと・・・
「こらぁ~コロナ!時期をわきまえろ」と怒鳴り
たい気分になりますがそんなことをいつてコロナ
に睨まれたら大変 ここはグッと腹に納めクワバラ
クワバラと念仏唱え 手洗い履行の日々を過ごして
います。
兎にも角にも コロナ騒動が一日でも早くおさまり
うるさいぐらい子らの歓声が 眼下から聞こえて
来ます様に・・・
「あんじょう頼んまっせ、内裏雛さん」
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植栽委員の呟き (11) |
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「 曰く 」
・樹液・落実・鳥の糞で車両汚損が発生
・枝が茂りすぎで傘や頭に引っかかる
・ベランダに枝が入り込んできた
・落花・落ち葉が吹きこんでくる
で、何とかならないか
何とかしてほしい
など など・・・
私が居住する団地の植栽委員会に寄せられる
苦情や要望の数々。
現場検証に出向くと
駐車区画の上に広がる枝に 小鳥が数羽遊び
その下にピカピカの高級車が・・・
またある処では、7メートルもの柳がベランダを
覆い住人いわく花時となれば綿毛でベランダが
一面真っ白に、掃いても掃いても・・・ と
いやはや・・・ 同情
とは言えこの団地 、自然と触れ合い安らぎの
空間で居住する環境共生がコンセプトに造ら
れ、1,000世帯以上が暮らす巨大団地
1,000 + α × 家族数 = 多様!!
人生色々、居住空間いろいろ、簡単に伐採と
即断出来ないところがツライ!!!
とは言え! とは言え!!
今日もまた 植栽委員の苦悩が つづく。
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