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(S・N君よりの寄稿文) マウントクック国立公園 |
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7月8日 (四日目後篇) |
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さて、宿の周りの鳥と戯れつつ、だいぶ部屋が片付いて来たので、
モーテルの周りを散策することになった
来る前に心配していた雪はそれほど積もってなく、 小さな山みたいな
森から散策を始める。
歩きながらまず話題に上がったことは「植物の大きさ」で、ニュージーだ
からかマウントクックだからか、雰囲気としては小ぶりなジャングルみたい
な感じだった。
(この辺から3人とも自然に酔って来たのかナチュラルハイになってくる)
小さな森の散策を終えた3人だったが、10分程度のトレッキングでは
メンバーの自然に対する欲求は満たされていないようだった。
協議の結果、「もうちょっと歩こう」ということになり、しかし既に午後3時
頃になっていたので、周りの道路に沿って歩き続けることになった。
(Kumaとモルはこのあたりから、邦楽メインの大合唱会を始め、とても
よいBGMを提供してくれていた)
さて、しばらく散歩を続けていると、モルが「あの崖の麓にちょっと歩けば
行けそうじゃない?」と提案し(写真左)、自分とkumaは特に同意しなか
った(というか否定した)が、モルは自分を止められないらしく、ずんずん
と進んでいった。
モルは、草むらでまったくためらいの無い歩みを進め、自分とkumaも後
を追うように10分程歩くが・・・気づくとモルが見えない
多少起伏のある地形だったので、割と近いところにいるけど見えないだけ
なのかなあと思いつつ、 日暮れの時間も近づいていたので
「モルー!」と2人で叫ぶ。
・・・返事がない
が、挫けている訳にも行かないので、 多少歩みを進めつつ、名前を呼ぶ
と… 出た! 割と遠くから姿が出て戻ってきた
聞けば「先に進んだところは急な傾斜になっていて、それ以上進めなか
った」とのこと。
僻地好きなのは知ってたが、そこが急じゃなかったら更に進んでたのかな。
まぁ、いっか(適当)
さて宿に戻ろうとすると、ちょうど夕暮れ時になっていた。
Kumaは名ジャンパー兼指導者としての力量をいかんなく発揮し、夕日を
バックに飛び跳ねながら3人で写真を撮って…
数十分遊んでた気がする(笑) 【写真右】
夕飯はkumaが用意してくれた、レンジで作れるリゾット等で完食。
食後は、テレビを付けて、日本のアニメがやってたので、そのまま見たり、
天気予報を見て「さすがに天気予報はなんとく分かる」と思ったりして、
翌日の準備をしつつ就寝
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五日目 前編につづく |
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