田井一男先生の作品群の 一部を紹介させていただきます、先生の原画に接する契機と
  なればこれにまさる喜びはありません。
 
 
我が家の書庫を飾る画集 (左より 2001年・ 2004年・ 2007年 作品展に併せ出版された画集) 
 
 
   
  私と水彩
  料理、俳句、身近なもの....と私が連想していくと、(包丁)
  が線、(心)が気となり、(モチーフ)は色・形となって
  現れます。
  白い水彩紙に、渡り合う線と色を求め、最小の手数を探って
  融合する作品を目指して製作しています。
  重複する線が多すぎると、ある人に批評をうけました。
  整理するのはむずかしいです、僕の線は。
  日本画にみられる厳しい単線でなく、私の心の躍動の表れた
  乱れた雑線です。今後とも心して描いていきたいと思います。
 
受贈画集に添えられた手紙 (添え書きの文面) 
 
 
  
 田井一男先生は、我が故郷を代表する洋画家です。
心の躍動を筆先に伝えキャンバスに表現できる数少なき画家で
あり、40数年前に身近で作画行為をみてきた私にとっては魅力
に富む、大先達でありました。
1928年生まれ、今だ矍鑠とキャンバスと対峙されておられる由、
其の立ち振る舞い 我が眼前に在るが如く甦ってきます。
 
2003年にスタートした当HP・V-1に掲載させていただいており
ました作品紹介(原画デッサン・淡彩画)ページを、V-3公開に併
せ新装復古させていただきました。
原画の迫力を再現できないもどかしさを感じつつの公開でありま
すが、少しでも田井先生の画業が周知される動因になれば望外
の幸いであります。  < 2019年 記 >

 

 94歳 2023年の早春に80点ものスケッチによる個展を開催
された由 いやぁ~見事

このまま草莽の画家として終わる事なきを願い遠き故郷の方向
に「 yell 」を贈る。
もっともっと多くの人に田井先生の作品を観ていただきたいと、
切に願っています。   < 2023年 記 >
 
田井一男作品 
   河内50景より=6P (故郷紹介ページに使わせていただいております)
   
   画集 ドイツ風景より=原画デッサン 4P 
   
 画集 八尾の風景より=私の淡彩画 4P 
 
 
 
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